【100歳時代プロジェクト】シニア「つなぐ」サービスで人生豊かに 「らくらくスマートフォン」富士通コネクテッドテクノロジーズの取り組み

インタビューに答えるFCNTの高田克美社長 インタビューに答えるFCNTの高田克美社長

富士通コネクテッドテクノロジーズ・高田克美社長に聞く

 --FCNTのシニア向けSNS「らくらくコミュニティ」のサービスが好評ですね

 高田 おかげさまで160万人を超える方に利用していただいています。世の中ではスマートフォンを使ったさまざまな便利なサービスが広がってきており、シニア層がそういったものから取り残されず、スマホを使おう、というよいツールになればと思っています。2、3年以内に会員が300万~400万人になる可能性は十分にあり、当面は500万人、将来的には1千万人を目指しています。

 --シニア層らしい利用の特徴などはありますか

 高田 シニアだからといって掲示板が病気の自慢合戦になるようなことは起こらず、共通の趣味を語り合うなど、非常にアクティブな交流の場となっています。欧米など海外ではセカンドライフを重視し、積極的に楽しんでいこうという文化があり、日本より一歩先んじているように思えますが、日本でもそういう文化をぜひ根付かせたい。そのことによって、シニア層が健康長寿になり、膨張する医療・介護費の抑制に少しでも貢献できれば、という気持ちもあります。

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