健康長寿に「温泉」を 正しい入浴習慣を伝授

 猛暑が去り、そろそろ温かいお湯にのんびりつかりたい季節だ。日本には3千もの温泉地があるが、こうした温泉が健康長寿の延伸に一役買うとの研究結果が次々と報告されている。「医者が教える最強の温泉習慣」(扶桑社)の著者で、温泉入浴指導員などの資格も持つ一石(いちいし)英一郎国際医療福祉大教授は「健康寿命を延ばすには、温泉の適切な活用が大切だ」と語る。(道丸摩耶)

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 人生100年時代、動脈硬化や糖尿病、高血圧、がん、鬱病などさまざまな病気や不調を抱えながら生活する人は多い。より健康に長生きするには、温泉が持つさまざまな効果を利用すると良いという。一石教授が語る温泉の3大効能は「体温上昇」「ミネラル吸収」「ストレス解消」だ。

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