【100歳時代プロジェクト】楽しんで学ぶシニアのスマホ活用術
≪トークセッション≫
□「おいしいレストランは?」音声検索 木久扇さん
□健康維持に役立つコミュニケーション 林田さん
□スマホは新しい世界楽しむアイテム 道丸記者
--人生100歳時代といわれるようになった
木久扇さん 私も82歳になり、長生きの方に入ってきて驚いています。「リニアモーターカーに乗ってみたい」なんて、先の楽しみがあります。落語という芸をもっと広めたいという目標もあります。
林田さん 私は100歳までの折り返し地点。あと50年をどういきるのか-と考えると悩んでしまいます。もう一つの人生といいますか、新しいことに挑戦したいと考えています。
道丸記者 今までは100歳といわれても想像できなかった。祖母は104歳で亡くなりましたが、100歳を超えても元気でした。元気な100歳に会う機会が増えたということが、まさに100歳時代ということなのでしょう。
--健康長寿が重要です
道丸記者 落語を聞きたいと思ったら、出かけられる体力が必要です。歩けないと行動範囲が狭くなり、寝たきりは認知症リスクを高めると指摘されています。医療などの専門家が訴えるのは、「立つ」「座る」という動作、つまり下半身の大切さ。無理のない範囲で筋力を鍛えておくことです。
木久扇さん 胃がんなど大病を経験したこともあり、医師のアドバイスでラジオ体操や加圧トレーニングをしています。正座する職業ですから、立ち上がるとき、よろっとすると格好悪い。見てもらいたい、しゃべりたい…という気持ちが元気の源です。