【100歳時代プロジェクト】味わう バラエティー豊かなレストラン

本格開業を祝う式典では、「ヘルズ・キッチン」が料理を提供した 本格開業を祝う式典では、「ヘルズ・キッチン」が料理を提供した

 「シーザーズ」の世界観を取り入れたシーザーズ・ブルーウォーターズ・ドバイが特に力を入れているのが、バラエティー豊かなレストランだ。イスラム教国のドバイでは街中で自由に酒を飲むことはできないが、許可を得たホテルなどでは自由に楽しめる。ホテルには欧州、中華、和食、と各国の味が楽しめるレストランやバーがあり、酒類も豊富だ。ラスベガス最高のビュッフェ・レストランにも選ばれた人気レストラン「バッカナル」の姉妹店も入っており、宿泊客の楽しみのひとつに、「食」が存在感を増しそうだ。

ロブスターやシシカバブなど、魚介や肉のグリルが楽しめるレストラン「サンドバー」の料理 ロブスターやシシカバブなど、魚介や肉のグリルが楽しめるレストラン「サンドバー」の料理

 特に注目度が高いのが、ラムゼイ氏とシーザーズ、ITVアメリカとの合弁事業による世界で2軒目の「ヘルズ・キッチン」(HK)だ。ラスベガスのシーザーズ・パレスに昨年開業した世界初のHKは、初年度だけで40万人もの集客を記録し、シーザーズの歴史の中で最も成功したレストラン開業となった。ドバイのHKもラスベガスと同様に、ロブスターのリゾットやビーフ・ウェリントンなどの看板メニューが楽しめる。朝食のビュッフェも、その場で調理してくれるオムレツやエッグベネディクトといった手の込んだものからフルーツ、シリアル、パン、チーズ、デザートと数日間の滞在では食べきれないほど種類が豊富だ。

 2つあるプールバーでは、シシカバブなどの地元の料理や具がたっぷり詰まったサンドイッチなどの軽食が食べられる。現代風にアレンジした日本食が楽しめるレストランは、日本酒も豊富に取りそろえており、ペルシャ湾に沈む夕日を眺める最高の場所でもある。

世界2店舗目となる「ヘルズ・キッチン」 世界2店舗目となる「ヘルズ・キッチン」

 好みの肉や魚を調理してもらえるグリルレストラン、専用の窯を持つ地中海料理店、「研究室」をコンセプトに物理化学を応用するミクソロジスト(バーテンダー)が特別なカクテルを作ってくれるバーなど、さまざまなコンセプトの店がそろっている。

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