【私のイチ押し】JICA横浜・朝熊由美子所長 筋トレ 「人生100歳時代」、週3、4回ジムへ

 平成24年から28年春までブータンに赴任していましたが、チリのチーズ煮込みみたいな高脂質、高炭水化物のお料理が国民食でした。しかも車通勤でしたから、あまり歩かず、気付いたら血圧が高くなっていました。でも医療が未整備ですから、心臓や脳に何かあっては一大事です。「自分で健康管理するしかない」ということで、ジムに入会してみました。

 食事も、毎週マーケットに行き、お野菜を買ってきては家で自炊するように心がけました。私のいた場所は標高2300メートル。沸点が低く、おいしく調理できません。そこで日本から圧力鍋を取り寄せました。その鍋は今も愛用しています。

 さて、ジムに通いだしたものの、4カ月間は全く効果なしでした。ところが5カ月目から毎月1キロずつ体重が落ち始め、計7キロほど絞ることができました。

 帰国後も近所のジムに入会し、週3、4回は1時間ずつの「筋トレ女子」を続けています。週末は有酸素運動も加え、若い頃と同じ40キロ台をしっかりキープしています。「人生100歳時代」ですから。食事もウチ(JICA横浜)の食堂は栄養表示がしてあり、いつも活用しています。

 【メモ】昭和39年生まれの54歳。大阪府出身。同府立大学総合科学部(現・人間社会学部)卒。平成5年、独立行政法人国際協力機構(JICA)に入る。ブータン事務所を経て28年から現職。「今年は日本人のハワイ(海外)移住が始まって150年、ブラジル移住110年という記念すべき年。日系人の活躍の歴史を、(館長を兼任する)海外移住資料館で、ぜひごらんください」

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